シロアリの大きさはどれくらい?種類別の特徴や見分け方を徹底解説!
家の大切な構造材を静かに食べてしまうシロアリ。その被害は目に見えづらく、気づいたときには修理が必要なほど深刻になっていることもあります。
そんなシロアリにもいくつかの種類があり、種類によって大きさや特徴、被害の出方も異なります。大きさを知ることで、どのシロアリかを見分けるヒントになります。
この記事では、シロアリの種類別の大きさや特徴、見分け方や効果的な対策法まで、わかりやすく解説します。家を守るためにも、ぜひ参考にしてください。
シロアリの大きさはどれくらい?種類別にわかりやすく解説

シロアリは種類によって体の大きさが異なります。それぞれの種類がどのくらいの大きさなのかを知っておくことで、種類の判別や対策に役立ちます。
ヤマトシロアリは4〜7mm程度と小型
ヤマトシロアリは日本で最も一般的に見られる種類です。働きアリの体長はおよそ4〜7mm程度と小さく、あまり目立ちません。
体の色は灰白色から淡い茶色をしており、地味な見た目のため発見が遅れることもあります。木材の中や床下など湿気が多い場所に巣を作ります。
特に梅雨時期など湿度が高い季節に活発になります。北海道から沖縄まで広い地域に分布しています。
寒さに比較的強く、冬でも活動を続けることがある点も特徴のひとつです。
イエシロアリは4〜10mmとやや大きめ
イエシロアリは働きアリの体長が約4〜10mmと、ヤマトシロアリよりもやや大きめです。
体の色は黄白色で、比較的明るい印象があります。集団行動が特徴で、1つの巣に数万〜100万匹規模のコロニーを作ることもあります。
加害範囲が非常に広く、建物全体に被害が及ぶ可能性が高いため、早期発見と対策が重要です。
特に九州や四国など温暖な地域で多く見られますが、近年は関東でも被害例が増えています。
アメリカカンザイシロアリは5〜7mmで木材内部に潜む
アメリカカンザイシロアリは働きアリの大きさが5〜7mm程度で、ヤマトシロアリとほぼ同等の大きさです。
名前の通りアメリカから持ち込まれた外来種で、乾燥した木材でも生きていけるのが特徴です。
屋内の家具や柱の内部など、乾いた環境にも巣を作るため、被害の発見が遅れる傾向があります。
主に輸入住宅や輸入家具などから侵入するケースが多く、点検の際には特に注意が必要です。
シロアリの大きさでわかる種類別の見分け方
シロアリの種類は大きさだけでなく、色や体の形、アゴや羽の形状からも見分けることができます。
体の色で見分けることができる
ヤマトシロアリは灰白色〜茶色っぽい体色をしており、落ち着いた色合いが特徴です。
イエシロアリは黄白色で、やや透明感があります。光に当たると反射するような印象を受けることもあります。
アメリカカンザイシロアリは赤茶色〜黒褐色で、ほかの2種よりも体色が濃い傾向があります。
体の色は種類判別の重要なポイントのひとつですので、見かけた際にはよく観察してみましょう。
兵隊アリのアゴの形状で判別できる
シロアリのコロニーには「兵隊アリ」と呼ばれる防御担当の個体がいます。
ヤマトシロアリの兵隊アリは左右対称で太くまっすぐなアゴをしています。
イエシロアリはアゴが長く、やや内側に曲がっていて力強い印象です。
アメリカカンザイシロアリの兵隊アリはアゴが非常に大きく、前方に大きく張り出しています。アゴの形状は種類を見極める重要な特徴です。
羽アリの出現時期とサイズで判断できる
シロアリは春から夏にかけて「羽アリ」として群飛することがあります。
ヤマトシロアリの羽アリは5〜7mmで、4月〜5月にかけて昼間に飛ぶことが多いです。
イエシロアリの羽アリは8〜10mmと大きく、6月〜7月の夕方から夜にかけて飛びます。
アメリカカンザイシロアリは地域や条件により異なりますが、夏〜秋にかけて見られることがあります。
日本に多いシロアリの種類別の特徴と大きさの違い
日本でよく見られるシロアリの種類にはそれぞれ生態や活動環境に違いがあります。特徴を知ることで、対策もしやすくなります。
ヤマトシロアリは日本全国に分布していて寒さに強い
ヤマトシロアリは北海道から沖縄まで、全国に広く分布しているシロアリです。
寒冷地でも生きていける耐寒性があり、他のシロアリに比べて低温でも活動可能です。
基本的に湿気を好むため、床下や風通しの悪い場所に生息します。
加害範囲は比較的狭く、被害は部分的にとどまることが多いです。
イエシロアリは温暖な地域に多く加害範囲が広い
イエシロアリは九州・四国・沖縄など温暖な地域に多い種類です。
巣を地下に作り、地中から建物全体に加害を広げるため、被害範囲が非常に大きくなる傾向があります。
乾燥した木材にも加害し、非常に活発で繁殖力も高いです。
家全体に被害が出る前に早期発見・早期対応が求められます。
アメリカカンザイシロアリは輸入住宅や家具から侵入する
アメリカカンザイシロアリはもともと日本には生息していなかった種類ですが、家具や木材の輸入に伴い持ち込まれました。
乾燥した木材でも生きていけるため、従来のシロアリ対策が効かないことがあります。
家の中に運ばれた家具から知らないうちに広がるケースが多く、対策には専門的な知識が必要です。
特に高気密な住宅では巣が見つけづらく、注意が必要です。
シロアリの大きさと種類別の被害リスクについて

シロアリの種類によって被害の広がり方や深刻度が変わります。それぞれの特徴を理解し、適切な予防・対策を行いましょう。
イエシロアリは大きく集団行動するため被害が甚大
イエシロアリは1つのコロニーに数十万匹以上が存在することがあり、組織的に木材を食い荒らします。
加害速度が非常に早く、短期間で家の基礎部分が深刻な損傷を受けることもあります。
特に床下から天井裏まで被害が及ぶため、建物全体の修復が必要になるケースもあります。
定期的な点検と早めの対策が不可欠です。
ヤマトシロアリは被害が局所的だが気づきにくい
ヤマトシロアリの被害は局所的ですが、発見が遅れやすいという問題があります。
静かに木材の内部を食べ進めるため、表面からではわかりにくいのです。
築年数の古い住宅や湿気の多い家屋では特に注意が必要です。
小さな兆候を見逃さず、早期発見を心がけましょう。
アメリカカンザイシロアリは乾いた木材も食べるため発見が難しい
アメリカカンザイシロアリは乾いた木材の中に巣を作るため、床下や壁の中に入り込んでいても気づかれにくいです。
木材の表面に小さな穴が開いていたり、木くずのような排出物が見られたら要注意です。
外見だけでは被害の有無が判断しにくく、専門業者による検査が必要なことも多いです。
輸入住宅にお住まいの方や、輸入家具を使用している家庭は特に注意しましょう。
羽アリとシロアリの違いは?大きさと種類別の見分け方のコツ
羽アリはシロアリ以外にもクロアリがいます。間違えやすいですが、それぞれに明確な違いがあります。
羽の長さと形で見分けられる
シロアリの羽は前羽と後羽がほぼ同じ長さで、四枚とも均等なサイズです。
クロアリの羽は前羽が長く、後羽は短めで大きさが異なります。
飛んでいる姿では見分けにくいですが、地面に落ちた羽を見れば判断できます。
羽の長さに注目してチェックしましょう。
胴体のくびれの有無で判別できる
シロアリの胴体は太く、くびれがないストレートな形をしています。
クロアリは腹部と胸部の間に明確なくびれがあります。
くびれの有無は見た目で最もわかりやすい特徴のひとつです。
虫眼鏡などを使って確認するのもおすすめです。
触角の形状の違いが判断材料になる
シロアリの触角は数珠状にまっすぐ並んでいるのが特徴です。
一方、クロアリの触角はくの字に曲がっていて、はっきりと折れたような形をしています。
羽アリが大量に発生したときには触角にも注目して判断しましょう。
これら3つのポイントを覚えておくと、羽アリの正体を見分けやすくなります。
シロアリの大きさから種類別に駆除方法を考えるポイント
シロアリの種類ごとに効果的な駆除方法は異なります。大きさや生態を理解したうえで、適切な対処を行いましょう。
イエシロアリは地中に巣を作るためベイト工法が効果的
イエシロアリには地中に巣を作る習性があるため、ベイト工法が有効です。
ベイト工法は、毒餌を巣に持ち帰らせてコロニーごと駆除する方法です。
巣全体に作用するため、規模の大きな被害にも対応可能です。
建物全体の構造に応じて施工するのがポイントです。
ヤマトシロアリは局所処理でも対応しやすい
ヤマトシロアリは比較的加害範囲が狭いため、被害箇所への局所処理が有効です。
被害部分に薬剤を注入することで、短期間で駆除が可能です。
ただし、被害の広がりを見落とさないためにも定期点検は必要です。
再発防止のための予防処理もおすすめです。
アメリカカンザイシロアリは燻煙処理や熱処理が必要
アメリカカンザイシロアリには木材内部に深く入り込む性質があります。
そのため、表面だけの薬剤処理では駆除しきれないことが多く、燻煙処理や熱処理が効果的です。
家全体を密閉して燻煙処理を行う方法はコストも手間もかかりますが、確実に駆除したい場合には有効です。
状況に応じて専門業者と相談して選びましょう。
まとめ|シロアリの大きさを知って種類別の対策をしよう
シロアリは種類によって体の大きさや行動パターンが異なります。
種類ごとの特徴や大きさを理解することで、早期発見と効果的な駆除が可能になります。
気になるサインを見つけたら、すぐに専門業者へ相談するのがおすすめです。
家の健康を守るためにも、シロアリについての正しい知識を身につけ、日頃から対策を意識していきましょう。
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