シロアリとゴキブリは仲間?共通点と違い|生態・習性・対策まとめ
家の中でよく見かける不快な害虫といえば、ゴキブリとシロアリ。この2つは見た目も違い、役割も違うように思えますが、実は意外な共通点があることをご存じですか?
「シロアリとゴキブリは仲間」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。この記事では、両者の共通点や違い、生態、発生原因、そして効果的な対策方法まで詳しく解説します。
この記事を読むことで、シロアリとゴキブリの正体を正しく理解し、今後の予防や駆除に役立てることができるようになります。
シロアリとゴキブリは本当に仲間なの?
この章では、シロアリとゴキブリが実際に「仲間」と言えるのか、その科学的な根拠を紹介します。
シロアリはゴキブリの仲間に分類される
一見全く別の生き物に見えるシロアリとゴキブリですが、現在の生物分類学では、シロアリは「ゴキブリの仲間」とされています。
昔はアリの仲間と考えられていたため、「シロアリ」と呼ばれていますが、分類上は「ゴキブリ目」に属しています。
そのため、シロアリとゴキブリは進化の過程で非常に近いグループに属していることがわかっています。
この事実は、意外に思う人も多いかもしれませんが、現在の科学では広く認められている知見です。
昔はアリの仲間と考えられていたが現在は違う
名前のとおり、シロアリは長年アリの仲間だと思われてきました。
実際、見た目もアリに似ており、群れで生活する習性なども共通しています。
しかし、生物の分類は見た目だけで決まるものではありません。
近年の研究により、シロアリはアリとは全く異なる種類であることが判明しました。
DNA解析でゴキブリと近縁と判明
決定的だったのが、DNA解析による分類の見直しです。
この解析によって、シロアリの遺伝情報はゴキブリに非常に近いことが明らかになりました。
つまり、シロアリとゴキブリは、共通の祖先を持つ「近縁種」なのです。
この発見は、昆虫の進化を理解するうえで非常に重要なものとされています。
シロアリとゴキブリの共通点とは?見た目・行動・繁殖の特徴を比較
この章では、シロアリとゴキブリの間にある共通点について解説します。見た目以外にも多くの似た特徴があります。
どちらも湿気を好む
シロアリもゴキブリも湿気の多い場所を好む性質があります。
シロアリは木材を食べるため、湿気を含んだ木材がある場所に集まりやすいです。
一方、ゴキブリも水分が必要なため、台所やお風呂場などに出やすくなります。
湿気対策は、両者に共通する予防ポイントといえるでしょう。
群れで生活する習性がある
シロアリもゴキブリも、単独ではなく集団で行動する生き物です。
特にシロアリは、女王アリを中心に役割分担されたコロニーを形成し、組織的に行動します。
ゴキブリも一匹見つけたら「その周辺に何十匹も潜んでいる」と言われるほど、集団性があります。
この集団性が、被害を大きくする原因になります。
繁殖力が非常に高い
シロアリもゴキブリも繁殖力が非常に強いことで知られています。
シロアリの女王は1日に数百〜数千個もの卵を産むことができます。
ゴキブリも短期間で大量に繁殖するため、一度発生するとあっという間に広がってしまいます。
早期対策が重要になる所以です。
暗くて狭い場所を好む
両者ともに、人の目につきにくい暗所を好む習性があります。
壁の裏や床下、家具のすき間など、普段掃除しない場所に潜んでいます。
そのため、気づいたときにはすでに大量発生していることも少なくありません。
定期的な点検と清掃が重要です。
シロアリとゴキブリの違いをわかりやすく解説

ここでは、シロアリとゴキブリの具体的な違いをわかりやすく説明します。
食べるものが違う
シロアリは主に木材や紙などセルロースを含むものを食べます。
そのため、家の柱や床、家具などを食べてしまい、深刻な被害をもたらします。
一方、ゴキブリは雑食性で、人間の食べ残しや生ゴミなど何でも食べてしまいます。
この違いは、被害の種類にも大きく関係します。
見た目や体のつくりが違う
ゴキブリは光沢のある茶色の体で、比較的大きめで平らな体型をしています。
シロアリは白っぽい半透明の体で、働きアリは小さく、羽アリは羽が大きいのが特徴です。
羽アリがシロアリか黒アリかで見分けが難しい場合がありますが、触角の形や腰のくびれで判別できます。
見た目の違いを知っておくことで、早期発見がしやすくなります。
人への害の種類が異なる
シロアリは建物にダメージを与える害虫であり、経済的被害が大きいことが特徴です。
対してゴキブリは食中毒やアレルギーの原因となる病原菌を運ぶため、健康被害をもたらします。
どちらも放置すると危険ですが、害の種類が異なるため対策も異なります。
両者に適した対策を講じる必要があります。
活動する時間帯が異なる
シロアリは日中でも活動しますが、多くは暗い場所で静かに動いています。
ゴキブリは夜行性で、人が寝静まった後に活動を開始します。
このため、昼間には存在に気づきにくく、被害が進行してから発見されることが多いのです。
夜間の行動を注意深く観察することも、害虫対策のひとつです。
シロアリとゴキブリが同じ家に出るのはなぜ?発生原因を解説
なぜ同じ家にシロアリとゴキブリが発生するのか、主な原因を紹介します。
湿気が多い環境が好きだから
シロアリとゴキブリは、いずれも高湿度な環境を好みます。
特に梅雨の時期や、風通しの悪い家では発生しやすくなります。
水回りの換気が不十分な場合は要注意です。
湿気対策をすることで、両者の発生リスクを下げることができます。
木材や食べ物の残りなど住みやすい環境があるから
シロアリは木材、ゴキブリは食品やゴミなどを好みます。
これらの要素が家の中にあると、害虫にとって快適な環境になります。
とくにキッチン周りや収納の多い部屋は注意が必要です。
日ごろからの片付けと掃除が大切です。
隙間や床下などに住みつきやすいから
古い家や断熱材の劣化した家では、隙間から侵入するケースが多くあります。
床下の湿気や腐食した木材も、シロアリの好む環境です。
また、ゴキブリも壁のすき間や排水管周辺に巣を作ります。
家の構造や劣化にも注意が必要です。
換気不足や掃除不足が原因になっていることも
通気性の悪さや、日ごろの掃除不足が原因となって害虫が繁殖することがあります。
特に床下の通気や、家具の裏などの見えにくい場所の掃除が重要です。
日々の小さな積み重ねが、害虫を寄せつけない家づくりにつながります。
換気扇の設置や除湿機の活用も効果的です。
シロアリとゴキブリの生態と習性を知って正しく対策しよう
それぞれの害虫の特徴を知ることが、適切な対策の第一歩です。ここでは、シロアリとゴキブリの生態と習性について詳しく解説します。
シロアリは木を食べて家に被害を与える
シロアリは木材や紙、段ボールなどのセルロースを主食とする害虫です。
そのため、家の柱、床、壁の中などに入り込んで、見えないところから徐々に家を食い荒らしていきます。
特に被害が進んだ場合、家の耐震性が低下することもあります。
見た目ではわかりにくいため、定期的な点検が必要です。
ゴキブリは菌を運んでくる
ゴキブリは非常に不衛生な環境でも生きることができ、さまざまな病原菌を体に付着させます。
そのため、食べ物や調理器具に触れることで、食中毒やアレルギーなどの原因になることも。
また、糞や死骸などもアレルゲンとなり、喘息や皮膚トラブルを引き起こすことがあります。
見つけたら早めに対処することが重要です。
両方とも夜に活動する習性がある
シロアリもゴキブリも基本的には夜行性で、人が寝静まった時間帯に活発になります。
昼間には姿を見せないため、存在に気づくのが遅れがちです。
特にゴキブリは明かりをつけたときに急いで逃げることが多く、その瞬間にしか見かけないケースも。
夜間の動きに注意し、定期的に見回りや点検を行いましょう。
隠れて繁殖するから早期発見が重要
どちらの害虫も物陰や隙間に隠れて生活・繁殖するため、気づいた時には大量に増えている可能性があります。
特にシロアリは、地中から床下に侵入し、木材の内部を食い進めるため、発見が遅れやすいです。
ゴキブリもダンボールの中やキッチン下の暗所などに巣を作ります。
被害を最小限に抑えるためには、定期的なチェックが欠かせません。
シロアリとゴキブリを同時に予防・駆除する方法

シロアリとゴキブリ、両方の対策を一度に行うことで、より効率的に害虫の被害を防ぐことが可能です。
湿気対策をすることで両方を防げる
湿気は害虫にとって快適な環境のため、まずは室内や床下の湿度をコントロールすることが大切です。
換気扇や除湿機を使ったり、床下の通気口の清掃を行うことで効果が期待できます。
特に梅雨や冬の結露が発生する時期は、注意が必要です。
定期的な通気と乾燥で、シロアリとゴキブリの両方の発生を予防できます。
掃除と整理整頓を徹底することが効果的
ゴミやホコリ、不要なダンボールなどはゴキブリのエサや住処になります。
また、木片や古い家具などはシロアリを引き寄せる原因になります。
部屋の整理整頓とこまめな掃除を習慣にすることで、害虫の発生を防ぐ効果があります。
とくに水回りやキッチン下は入念に掃除しましょう。
侵入経路をふさぐことで被害を減らせる
害虫はほんのわずかな隙間からでも侵入してきます。
排水溝、換気扇、配管のすき間、玄関や窓の下などをしっかりチェックしましょう。
防虫キャップやパテ、テープなどで隙間を埋めることで、侵入リスクを減らせます。
また、夜間は窓を開けっ放しにしないことも重要です。
プロの害虫駆除サービスを使うのが確実
自分での対策が難しい場合は、プロの駆除業者に依頼するのが最も確実で安全な方法です。
シロアリ専用の薬剤散布や、ゴキブリ駆除に特化した罠やベイト剤など、専門的な方法で対応してくれます。
費用はかかりますが、再発防止や長期的な安心を得られることを考えると十分に価値があります。
シロアリとゴキブリに関するよくある質問とその答え

ここでは、読者から寄せられることの多い疑問にお答えします。
シロアリとゴキブリはどちらが危険?
どちらも異なる意味で危険です。
シロアリは建物の強度を損なうため、長期的には大きな被害になります。
一方、ゴキブリは健康被害や食中毒の原因になるため、特に子どもや高齢者がいる家庭では注意が必要です。
どちらも放置せず、早めの対応が重要です。
見た目で見分けるポイントは?
ゴキブリは茶色や黒っぽく、体が平たいのが特徴。
シロアリは白っぽくてやや半透明です。
特にシロアリの羽アリは黒アリと混同されがちですが、羽の形や腰のくびれで見分けることができます。
見分けに不安がある場合は専門家に相談しましょう。
市販の薬剤で両方とも駆除できる?
一部の薬剤はゴキブリとシロアリ両方に効果がありますが、それぞれに特化した駆除剤を使う方がより効果的です。
また、市販薬は一時的な効果しかないことも多く、根絶には至らないケースもあります。
根本的な解決を目指す場合は、プロへの依頼を検討しましょう。
シロアリとゴキブリを一緒に退治するにはどうしたらいい?
共通の対策としては、湿気対策・掃除・隙間の封鎖・市販薬の併用が効果的です。
特に床下や壁の中など見えない場所に注意が必要です。
併発している可能性がある場合は、プロの点検を受けて早期対策をしましょう。
一括して対応してくれる業者もあります。
定期的な点検は必要?
はい、年に1回の定期点検が理想的です。
特にシロアリは5月〜7月の羽アリシーズンに活動が活発になるため、その前後で点検するのが効果的です。
点検費用は数千円程度からあり、被害が広がる前に発見できる可能性が高まります。
予防の意味でもおすすめです。
まとめ|シロアリ とゴキブリの共通点・違いを知って効果的に対策しよう

シロアリとゴキブリは、一見まったく違うように見えますが、生物学的には近い関係であり、多くの共通点を持っています。
湿気を好む、暗い場所に隠れる、繁殖力が高いなど、共通の特徴があるため、両方を同時に対策することが可能です。
ただし、被害の内容や駆除方法には違いがあるため、それぞれに合った対応が必要です。
まずは、湿気対策と清掃を徹底し、早期発見・早期対処を心がけることが大切です。
不安な場合は、プロに相談して、長く安心できる住環境を整えましょう。
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今回の記事では、シロアリの女王アリとゴキブリの関係性について解説いたしました。
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