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庭でシロアリを発見したら?発生場所・家への侵入リスク・対処法を徹底解説

庭を手入れしていたら地面にシロアリを見つけた、切り株の周りに大量の虫が群がっていた——そんな状況に遭遇した方は少なくないでしょう。庭で見つかったシロアリは「庭の虫だから家には関係ない」と思いがちですが、実は住宅への侵入・被害と直結するケースがあります。

この記事では、庭でシロアリが発生しやすい場所・家への侵入リスク・発見したときの対処法・庭からのシロアリ侵入を防ぐ予防策まで詳しく解説します。

庭でシロアリが発生しやすい場所

伐採後の切り株

庭でシロアリが最も発生しやすい場所の一つが、伐採後に放置された切り株です。切り株は地中と直接つながっており、土の中から侵入してくるシロアリにとって格好の食料・巣場所となります。木材の中に豊富なセルロースが残っており、かつ腐朽が始まった木材は柔らかく食べやすいため、シロアリが好んで集まります。伐採してすぐは問題なく見えても、数ヶ月〜1年以内に内部がシロアリに食い荒らされ、コロニーが形成されることがあります。切り株は伐採後できるだけ早く抜根・撤去することが、シロアリの発生を防ぐ最も確実な方法です。

庭木の根元・腐朽した木材

生きている庭木でも、根元部分が傷んでいたり、幹の内部が腐朽している場合はシロアリが侵入しやすくなります。特に根元に水分が溜まりやすい環境や、土が直接木の幹に接触している状態はリスクが高まります。また、庭に放置された廃材・古い枕木・木製フェンスの支柱・腐ったウッドデッキなども、シロアリの巣場所になりやすいため注意が必要です。

花壇・植え込みの土台木材

レンガや石で囲んだ花壇の内側に木の枠や廃材を使っている場合、その木材がシロアリの食料になることがあります。また、植え込みの周辺は水やりによって常に湿気が保たれているため、シロアリの好む環境が形成されやすくなっています。花壇・植え込みを建物の基礎や外壁に近い位置に設けている場合は、シロアリが植え込みから直接建物へ移動するリスクがあるため、設置位置と木材の使用に注意してください。

腐葉土・マルチング材

庭の土壌改良や植木鉢に使われる腐葉土や木材チップ(マルチング材)も、シロアリが繁殖しやすい環境を作ることがあります。有機物が豊富で適度に湿気を保つ性質があるため、シロアリにとって過ごしやすい環境です。建物の基礎近くに大量の腐葉土やマルチング材を敷いている場合は、基礎からの侵入リスクを高めることになるため、建物との間に十分な距離を確保することをおすすめします。

庭のシロアリが家へ侵入するリスク

地中を通じた侵入経路

シロアリは地中に蟻道(ぎどう)と呼ばれるトンネルを作り、地表から数cm〜数十cm下の土中を移動します。庭の切り株や腐朽木材にコロニーが形成されると、そこから地中を通って建物の基礎・土台へと移動してくることがあります。庭から建物の基礎まで数mの距離であっても、シロアリはその程度の距離を問題なく移動できるため、「庭の切り株は家から離れているから大丈夫」という判断は危険です。

基礎のひび割れ・配管貫通部からの侵入

建物の基礎にひび割れが生じていると、地中を移動してきたシロアリがひび割れを通って床下に侵入します。また、給排水管や電気配線の貫通部分に隙間がある場合も侵入経路となります。庭でシロアリを発見した場合は、建物の基礎をよく観察し、ひび割れや隙間がないかを確認することが重要です。

羽アリによる直接侵入

春〜初夏(ヤマトシロアリは4〜5月、イエシロアリは6〜7月が目安)に庭で大量の羽アリが飛んでいる場合、近隣または自宅の庭でコロニーが成熟しているサインです。羽アリは窓・換気口・軒天の隙間などから建物内に侵入し、新たな巣を形成することがあります。庭での羽アリの大量発生を確認したら、建物内への侵入がないかを確認し、専門業者による調査を依頼することをおすすめします。

庭でシロアリを発見したときの対処法

まず被害範囲を確認する

庭でシロアリを発見したら、まず被害がどこまで広がっているかを確認します。シロアリがいた木材・土・切り株の周辺を慎重に観察し、他の箇所にも蟻道や食害が及んでいないかをチェックします。同時に、建物の基礎・床下換気口・外壁下部などを点検し、シロアリの蟻道(泥製のトンネル)が形成されていないかを確認することも大切です。

切り株・廃材は速やかに撤去する

シロアリが発生している切り株や廃材は、できるだけ早く撤去することが重要です。切り株の撤去(抜根)は小さなものであれば自分で対応できますが、大きな切り株は根が深く広がっているため、造園業者や専門業者に依頼することをおすすめします。撤去後は土に残った根の腐朽部分にも薬剤処理を行うことで、残存するシロアリへの対処が可能です。なお、切り株をただ地面と同じ高さに切っただけでは根が残り、シロアリが継続して活動する可能性があります。

専門業者に床下調査を依頼する

庭でシロアリが発見された場合は、家屋への侵入が起きていないかを確認するため、専門業者に床下調査を依頼することをおすすめします。床下点検口から床下を確認し、土台・大引き・束柱への食害・蟻道の形成がないかをプロの目でチェックしてもらうことで、早期発見・早期対処が可能になります。庭だけの被害と思っていたものが、既に建物への被害につながっていたというケースもあるため、自己判断せずに専門家に確認してもらうことが安心につながります。

庭からのシロアリ侵入を防ぐ予防策

木材・有機物の適切な管理

庭にある木材系の廃材・古い枕木・腐った木製フェンスは、シロアリが好む環境を作る原因となります。これらを定期的に点検し、腐朽が始まっているものは早めに撤去・交換することで侵入リスクを下げることができます。薪を屋外に保管している場合は、地面に直接置かず、コンクリートブロックの上に載せるなどして地面と木材が接触しないように工夫することが有効です。

建物基礎と庭との間に緩衝帯を作る

建物の基礎周辺に植え込み・花壇・腐葉土を直接接触させないことが重要です。基礎から少なくとも30〜50cm程度の距離を空け、コンクリートや砂利を敷くことで、シロアリが地中を通って基礎に接近しにくい環境を作ることができます。基礎周辺の土壌に防蟻薬剤を散布するバリア処理を行うことも、侵入リスクの軽減に効果的です。

定期的な床下・基礎点検

庭のシロアリ対策だけでなく、建物の床下を定期的に点検することも再発防止の観点から重要です。床下点検口から床下全体を年1回程度確認し、蟻道・食害・湿気の状態をチェックします。専門業者による年1回の点検サービスを活用することで、早期発見と適切な対処が可能になります。

適切な水はけと湿気管理

庭の水はけが悪く、雨後に水がたまりやすい場所は湿気が継続し、シロアリを引き寄せやすくなります。植え込みや花壇の排水を改善し、建物周辺の地面に水がたまらないよう傾斜を調整することも予防の一環です。床下の防湿シート施工・換気口の確認と合わせて、建物周辺全体の湿気管理を整えることがシロアリの発生を抑制する根本的な対策となります。

まとめ

庭でシロアリを発見した場合、切り株・廃材・腐朽木材が主な発生源であることが多く、放置すると地中を通じて建物の基礎・床下へと侵入するリスクがあります。シロアリが発生している切り株や廃材は速やかに撤去し、建物の床下調査を専門業者に依頼することで早期対処が可能です。予防策としては、基礎周辺の木材・有機物の管理・建物と庭の間の緩衝帯確保・定期的な床下点検・水はけ改善が効果的です。「庭だけの問題」と軽視せず、早めに専門家に相談することが住宅を守るうえで大切です。

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