床の修理(知っておきたい!)

シロアリが出たらやってはいけないこととは?絶対に知っておくべき注意点と正しい対処法

シロアリは気づかないうちに家の柱や土台をむしばみ、大きな被害を与える恐ろしい害虫です。

見つけたときに慌てて自己判断で行動すると、かえって被害を広げてしまうこともあります。

この記事では、シロアリが出たときに「やってはいけない行動」と「正しい対処法」について、わかりやすく解説します。

 

シロアリが出たらやってはいけないこととは?まず知っておくべき基本

シロアリを見つけたとき、まず大切なのは「焦らないこと」と「自己判断で動かないこと」です。

以下に紹介するポイントを押さえることで、無駄な被害拡大を防ぐことができます。

 

シロアリは外から持ち込まれることが多い

シロアリは建物の中で自然に発生するのではなく、土の中から外部から侵入してくることが多いです。

特に湿気の多い場所や、木材が直接地面に触れている部分は、シロアリにとって絶好の住みかとなります。

玄関や浴室、ベランダ周辺などから侵入してくるケースもあるため、見た目で気づきにくいのです。

そのため、発見が遅れると建物の中まで被害が広がっていることが多いです。

 

目に見える被害は氷山の一角

シロアリは木材の内側を食べ進むため、外側からは一見わかりません。

柱に触れたときに「スカスカ」する、軽く叩いたら空洞音がする、などの異変があって初めて気づく人も多いです。

しかし、その時点でシロアリはすでに建物の広い範囲に被害を及ぼしている可能性があります。

目に見える被害だけで判断すると、深刻な状態を見逃してしまう恐れがあります。

 

素人判断では被害を悪化させることがある

自分で対処しようと殺虫剤を使ったり、床下を確認しようとしたりすると、かえってシロアリを刺激してしまうことがあります。

シロアリは警戒すると巣ごと別の場所に移動する性質があり、被害範囲が分かりづらくなります。

また、木材や建材に触れることでさらに被害を拡大させてしまうこともあります。

自己判断ではなく、プロの知識と道具を持った専門業者に任せることが大切です。

 

被害が拡大するスピードが早い

シロアリは非常に繁殖力が高く、短期間で被害が拡大します。

数万匹単位の集団で動いているため、1日に木材数センチ分を食べ進むこともあります。

見つけてから放置してしまうと、数日〜数週間で家全体の強度にまで影響を及ぼす危険性があります。

発見したらすぐに対応するのが、被害を最小限に抑えるカギです。

 

シロアリが出たらやってはいけないこと①:殺虫スプレーで対処する

殺虫スプレーはシロアリ対策には不向きで、逆効果になることがあります。

表面のシロアリだけを駆除しても、根本的な解決にはなりません。

 

巣の奥まで薬剤が届かない

市販のスプレーは吹きかけた範囲にしか効果がなく、木の中や床下の奥にいるシロアリには届きません。

つまり、目に見える一部だけを駆除して、残りのシロアリが生き残っている可能性が高いのです。

これでは被害は止まらず、見えないところでどんどん進行してしまいます。

本当に巣ごと駆除するためには、専門の薬剤と技術が必要です。

 

シロアリが別の場所に逃げて被害が広がる

殺虫スプレーで刺激を与えると、シロアリは危険を感じて他の場所に移動してしまいます。

すると、一見被害が収まったように見えても、実は見えない部分で被害が拡大しているというケースが少なくありません。

スプレーで駆除したつもりになっても、かえって深刻な事態を招く可能性があります。

専門家に任せるのが最も安全です。

 

市販のスプレーでは完全駆除ができない

ホームセンターなどで売られている殺虫剤は、あくまで応急処置用のものです。

完全な駆除や予防には不十分で、再発のリスクも高くなります。

シロアリの巣を根こそぎ除去しなければ、再び同じ場所で発生する可能性があります。

長期的に見て安心できる対処を選びましょう。

 

シロアリが出たらやってはいけないこと②:床下を勝手に開ける

床下はシロアリがよく潜んでいる場所ですが、自分で入るのは非常に危険です。

プロの点検で安全かつ正確に調査することが大切です。

 

床下に潜るのは危険が伴う

床下は狭くて暗く、場合によってはカビや害虫、ヘビなどがいることもあります。

無理に入ろうとすると転倒したり、怪我をするリスクがあります。

また、床下の構造を壊してしまう可能性もあります。

安全性の観点からも、専門の業者に任せるのが賢明です。

 

誤って被害を拡大させる可能性がある

床下の木材に直接触れたり、動かしたりすることで、シロアリを刺激してしまうことがあります。

その結果、巣が移動したり、他の場所へ広がることがあります。

不用意に手を出すことで、かえって被害が広がるリスクを高めてしまいます。

まずは現状把握を冷静に行うことが重要です。

 

業者による正確な調査ができなくなる

自分で床下に入って手を加えてしまうと、業者が本来の被害状況を正確に判断できなくなります。

足跡や器具の跡がつくと、シロアリの通り道が見えづらくなることもあります。

できるだけ現状をそのまま維持し、業者にすべて任せましょう。

早期発見と正確な診断が、被害最小化のカギです。

 

シロアリが出たらやってはいけないこと③:放置して様子を見る

シロアリを見つけても、「少し様子を見よう」と放置するのは非常に危険な行為です。

被害は時間とともに確実に進行し、気づいたときには手遅れになることもあります。

 

被害は日々進行する

シロアリは常に木材を食べ続けます。1匹あたりの被害は小さくても、集団で行動するため、時間が経つほど家の構造が弱くなっていきます。

特に床下や壁の中など目に見えない部分で被害が進むと、気づいたときには大規模な修繕が必要になることもあります。

「まだ大丈夫」と思っている間に、深刻な状態に陥る危険性があるのです。

早めの対処が大きな損失を防ぎます。

放置することで家の資産価値が下がる

シロアリ被害を受けた家は、見た目に問題がなくても「構造上の安全性」に疑問が残ります。

そのため、売却時に価格が下がったり、買い手が見つかりにくくなったりすることもあります。

資産としての価値を守るためにも、早期の対応が不可欠です。

特に築年数が浅い住宅では、被害の影響が大きくなります。

 

保険や補償の対象外になることがある

多くの住宅保険では、「シロアリによる被害」は補償の対象外となっているケースが多いです。

つまり、自分で対応しなければならず、費用面でも大きな負担となります。

早めに駆除しておくことで、大きな出費を防ぐことにもつながります。

特に再発防止の処置をセットで行うことが重要です。

 

シロアリが出たらやってはいけないこと④:木材を動かす・壊す

シロアリの被害が疑われる木材を動かしたり壊したりすると、巣の位置や被害範囲の特定が難しくなります。

調査や駆除の精度が下がり、結果的に被害が長引く可能性があるのです。

 

シロアリが警戒して巣を移動してしまう

シロアリは非常に敏感な生き物で、人間の手が入るとすぐに警戒します。

木材を動かすと、シロアリは今の巣を捨てて別の場所へ移動してしまうことがあります。

そうなると、どこにどれだけの被害が広がっているのかを把握しづらくなります。

調査の精度が落ち、駆除も難しくなるので注意が必要です。

 

本来の被害範囲がわかりづらくなる

壊したり持ち上げたりした木材がシロアリの痕跡を隠してしまうと、業者でも本当の被害範囲を把握しづらくなります。

また、破片が散乱することで、他の調査場所へのアクセスも妨げられることがあります。

その結果、必要な処置を取りこぼしてしまう可能性が出てきます。

できるだけ現状維持を心がけましょう。

 

調査・駆除作業に支障が出る

調査の際は、シロアリの通り道や巣の場所、食害の痕跡を見ながら作業を進めます。

それらの手がかりを壊してしまうと、調査が難航し、作業時間や費用も余計にかかることになります。

最善の対処をしてもらうためにも、発見時の状態を保つことが大切です。

下手に手を加えるよりも、すぐに専門業者に連絡しましょう。

 

シロアリが出たらやってはいけないこと⑤:自力で駆除を始める

DIYでシロアリ対策をしようとする人もいますが、これは非常にリスクが高い行動です。

素人の知識と道具では、かえって問題を悪化させることがあります。

 

専門知識や道具が必要

シロアリ駆除には、専門の薬剤や機材、そして経験が必要です。

たとえば、どこにどれだけ薬剤を注入すれば効果があるのか、どの木材を重点的に処置すべきかなど、細かい判断が求められます。

正しく処置しないと、表面的に駆除しただけで巣が残ってしまうケースもあります。

そのため、自力では限界があります。

 

対応を誤ると被害が広がるリスクがある

知識がないまま薬剤をまいたり、木を壊したりすると、シロアリの動きが読めなくなります。

また、一部のシロアリだけ駆除しても、他の個体が別の場所で繁殖を始めることもあります。

誤った対応が、かえって大きな被害を引き起こす危険性もあるのです。

まずは専門家に相談するのが得策です。

 

再発のリスクが高まる

仮に自分で一時的に駆除できたとしても、再発のリスクは常にあります。

なぜなら、「なぜシロアリが発生したのか」という原因を取り除かなければ、同じ場所に再び現れる可能性があるからです。

プロは原因調査から再発防止策までトータルで対応してくれます。

それが安心・安全な住まいを守ることにつながります。

 

シロアリが出たらやってはいけないことを避けるために取るべき行動

ここまで紹介した「やってはいけないこと」を避けるためには、以下のような正しい行動をとることが大切です。

早期発見・早期対応が被害最小化のポイントです。

 

早めにシロアリ専門業者に相談する

シロアリが疑われる兆候を見つけたら、まずは専門業者に相談しましょう。

被害の状況や範囲を正確に調べるには、プロの目が必要です。

相談は無料のケースも多く、気軽に依頼できます。

 

無料点検を利用して被害状況を把握する

多くの業者では、シロアリ被害の有無を無料で点検してくれるサービスを行っています。

被害があった場合は、どの程度広がっているか、どう対応すべきかを教えてもらえます。

無料点検を利用することで、正確な判断が可能になります。

予防にもつながる大切なステップです。

 

信頼できる業者に駆除と再発防止を依頼する

点検後、実際に駆除が必要な場合は、信頼できる業者に作業を依頼しましょう。

再発防止のために、薬剤の注入やバリア工法など、建物に合わせた対応をしてくれます。

口コミや実績、対応の丁寧さを確認することも大切です。

安さだけで決めるのはリスクがあります。

 

点検・駆除実績が豊富な業者を選ぶ

実績が多い業者は、さまざまな家の構造やシロアリの種類に対応できるノウハウがあります。

複雑な被害にも対応できるので、安心して任せられます。

ホームページや口コミ、過去の対応事例などを事前にチェックしましょう。

地域密着型の業者も選択肢に入ります。

 

「シロアリ110番」など24時間対応のサービスを利用する

すぐに相談したいときは、24時間365日受付可能なサービスを利用すると便利です。

「シロアリ110番」などの全国対応サービスなら、どこでもすぐに駆けつけてくれます。

時間を問わず対応してくれるのは、いざというときにとても頼りになります。

 

まとめ|シロアリが出たらやってはいけないことを知って正しく対処しよう

シロアリは静かに、でも確実に家をむしばむ恐ろしい害虫です。

見つけたときに慌てて誤った行動を取ると、被害が広がってしまう恐れがあります。

殺虫スプレーを使わない、床下に勝手に入らない、木材を動かさないなど、「やってはいけない行動」を避けることが大切です。

そして、できるだけ早く専門業者に相談し、適切な対処を行いましょう。

シロアリ対策は「早期発見・早期対応」がすべてです。家を守るために、正しい知識を身につけて、いざというときに落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

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今回の記事では、シロアリが出たらやってはいけないことについて解説いたしました。

この記事を読んで、シロアリ被害を受けた家の修理を依頼することを検討しているけれども、どの業者に依頼すれば、理想の形に仕上げてくれるのか分からないという方が多いのではないでしょうか。

 

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