床の修理(知っておきたい!)

知らないと危険!シロアリ被害が手遅れになる前にやるべき対策とは

家の安全を脅かす「シロアリ」。目に見えないところで家を食い荒らし、気づいたときには修復に数百万円もかかることがあります。

本記事では、シロアリ被害が手遅れになる前に知っておくべき情報を、分かりやすく解説します。

自分の家を守るために今すぐ確認しておきたいチェックポイントや対策も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

シロアリ被害が手遅れになるとどうなるのか?

この章では、シロアリ被害を放置した結果、どれほど深刻な状況になるのかを紹介します。

 

家の土台がボロボロになる

シロアリは木材の内部を食い尽くす性質があります。特に、家の基礎部分である「土台」や「大引き」などが狙われます。

木材の中身が空洞になると、強度が落ちて建物全体の耐震性にも影響が出てしまいます。

見た目には変化がなくても、内部はスカスカになっていることもあるため非常に危険です。

早期発見ができなければ、家の構造自体が危うくなってしまうのです。

 

壁や柱が崩れて倒壊の危険がある

シロアリ被害が進行すると、柱や壁の内部も食害され、家を支える力が弱くなります。

地震や台風などの自然災害が起きた際、倒壊のリスクが高まることもあります。

実際に、地震後の倒壊調査でシロアリ被害が確認された家もあります。

耐久性に関わる重大な問題となるため、放置は禁物です。

 

リフォーム費用が数百万円単位になる

被害が深刻になると、家全体の補修が必要になることがあります。

土台・柱・床などの交換や補強が必要になると、リフォーム費用は100万〜300万円以上かかるケースも少なくありません。

また、建物の解体や再建築が必要になることもあります。

早期発見・早期対策を怠ると、金銭的な負担が非常に大きくなる可能性があります。

 

シロアリ対策が手遅れになる原因とは

なぜ多くの人がシロアリ被害に気づくのが遅れてしまうのでしょうか。その原因を解説します。

 

シロアリの被害は目に見えづらい

シロアリは暗く湿った場所を好み、床下や壁の中など、普段目にしない場所に潜んでいます。

また、木の表面を残して中だけを食べ進めるため、外見では被害が分かりづらいことが多いです。

気づいたときには内部がボロボロ、ということもよくあります。

このため、定期的な点検が不可欠です。

 

床下の点検を長期間していない

家を建ててから一度も床下を点検していないという人も少なくありません。

シロアリは年中活動しており、数年放置するだけで被害が深刻化する可能性があります。

床下の湿気や木材の状態もチェックしないと、シロアリにとっては絶好の繁殖環境となります。

定期点検は最低でも年に1回は行うべきです。

 

「羽アリ=普通の虫」と勘違いしやすい

春先に見かける羽アリを、ただの虫と思って放置していませんか?

実はこの羽アリこそ、シロアリの警告サインなのです。

普通の黒アリとは違い、シロアリの羽アリは家の中に入って巣を作るため、見逃すと大変です。

羽アリを見つけたら、すぐに専門業者に相談しましょう。

 

シロアリに手遅れになる前に見逃してはいけない初期サイン

早期発見のためには、初期サインに気づくことが大切です。

 

床がギシギシ音を立てる

歩くたびに床がギシギシと軋む音がする場合、床下の木材が劣化している可能性があります。

シロアリの被害や腐食によって、床材が弱っていることが多いです。

床鳴りが急に増えたと感じたら、床下の点検をおすすめします。

音がする場所を重点的に確認すると良いでしょう。

 

柱を叩くと空洞音がする

家の柱や木材部分を軽く叩いて、「コンコン」と空洞のような音がしたら要注意です。

これは中身がシロアリに食べられてスカスカになっている可能性があります。

芯まで食い荒らされていると、手で触れただけで崩れることもあります。

こうしたサインを見逃さないことが大切です。

 

春に羽アリを見かける

シロアリの羽アリは4月〜6月頃に飛び立ちます。

この時期に室内や窓際で羽アリを見かけた場合、すでに家に巣がある可能性が高いです。

シロアリの羽アリは翅(はね)の大きさが均等なのが特徴です。

早急に調査依頼をすることで、被害拡大を防げます。

 

床や壁に黒い糞のような粒が落ちている

シロアリは食べた木材を粉のようにして排出します。

その結果、床や壁に黒や茶色の小さな粒が落ちていることがあります。

掃除しても繰り返し現れる場合は、シロアリが活動している証拠かもしれません。

早めの対応が重要です。

 

シロアリの手遅れ被害を防ぐためのセルフチェック方法

毎日の暮らしの中でできるセルフチェックでも、シロアリの早期発見につながる場合があります。

 

家の基礎や床下を目視で確認する

まずは家の周囲をぐるりと確認してみましょう。コンクリートの基礎部分にヒビが入っていないか、木材が変色していないかを見てください。

また、床下に入ることができる場合は、懐中電灯で全体をチェックしましょう。

湿気がこもっていたり、木材にカビや異常なシミがあれば注意が必要です。

シロアリ被害が疑われる場合は、すぐに専門家に相談しましょう。

 

押入れや床下収納の木材を軽く叩いてみる

押入れの床や壁、床下収納の木の部分を軽く叩いて音を確かめてください。

「ポコポコ」とした空洞音がする場合、内部が食害されているかもしれません。

特に水回りの近くは湿気が多く、シロアリにとって格好の棲家になります。

異常があればすぐに対策を取りましょう。

 

外壁と土の接触部分に蟻道(ぎどう)がないか確認する

シロアリは「蟻道(ぎどう)」と呼ばれるトンネル状の通り道を作って移動します。

基礎のコンクリートと土の境目、屋外の木材の裏側などを見てください。

土や泥が線状に付いているようであれば、それは蟻道の可能性があります。

放置すると大群が家の中に侵入してくる恐れがあります。

 

プロが教えるシロアリ被害が手遅れかどうかの見分け方

素人では判断が難しい場合、プロによる点検を受けることで、被害の深刻度を正確に知ることができます。

 

木材の芯まで侵食されているかどうか

専門業者は木材の断面や内部を専用の機器で確認することができます。

表面が無傷でも、内部の芯まで侵食されていることがあります。

芯が残っていなければ、建材としての強度は失われているため、早急な対処が必要です。

一般の方が見ても分かりにくいため、必ずプロに調べてもらいましょう。

 

蟻道の数と長さで判断する

蟻道が複数ある場合や、非常に長く伸びている場合は、シロアリが長期間活動していた証拠です。

被害範囲が広がっている可能性が高く、すぐに駆除と修復の手配が必要になります。

業者は蟻道の構造や分布から、巣の位置や規模も推測できます。

早めの対応で被害を最小限に食い止めましょう。

 

プロの調査で湿度や被害レベルを測定する

専門業者は湿度計や赤外線カメラなどを使って、床下の環境を詳しく調査します。

湿度が高すぎると、シロアリが好む環境になっているということです。

また、侵食レベルを数値で示してくれるため、修繕の目安にもなります。

調査を無料で行ってくれる業者もあります。

 

「シロアリ110番」の無料調査を活用する

全国対応の「シロアリ110番」では、無料で点検・調査を行ってくれるサービスがあります。

しかも年中無休で対応しているため、忙しい方でも安心です。

被害が不安な方は、まずは相談してみるのがおすすめです。

プロの判断を受けることで、手遅れを防ぐことができます。

 

シロアリ駆除を手遅れにしないためのおすすめ業者の選び方

シロアリ対策は信頼できる業者選びがとても重要です。ここでは、業者選びのポイントを解説します。

 

日本しろあり対策協会に加盟している業者を選ぶ

この協会に加盟している業者は、一定の基準をクリアしたプロフェッショナルです。

施工方法や薬剤の使用についても厳格なルールがあります。

安心して依頼できる証として、加盟業者を選ぶことをおすすめします。

ホームページなどで加盟の有無を確認しましょう。

 

無料調査や保証制度がある業者を選ぶ

多くの信頼できる業者は、初回の調査を無料で実施してくれます。

さらに、施工後に数年間の保証をつけてくれる業者もあります。

保証があることで、もし再発しても追加費用を抑えることができます。

契約前に保証内容を確認することが大切です。

 

施工実績が豊富な業者を選ぶ

駆除経験が豊富な業者は、さまざまな現場に対応できます。

ホームページやパンフレットで、これまでの施工件数や写真を確認してみましょう。

地域密着型で地元の評判が良い業者もおすすめです。

トラブルの少ない対応をしてくれる可能性が高いです。

 

口コミ評価が高い「害虫駆除110番」などをチェックする

ネット上の口コミも業者選びの参考になります。

特に「害虫駆除110番」は利用者の評価が高く、スピード対応と丁寧な説明で評判です。

地域別の対応業者も検索できるため、初めての方でも利用しやすいです。

一度公式サイトをチェックしてみましょう。

 

シロアリ被害を手遅れにしないために知っておくべき予防法

予防が最大の対策です。日常生活でできる予防法をまとめました。

 

定期的に床下を点検する

最低でも年1回は床下の点検をしましょう。

湿気・水漏れ・木材の変色などをチェックすることが、被害の予防になります。

自分で確認できない場合は、専門業者に依頼するのも一つの方法です。

早期発見ができれば、駆除費用も抑えられます。

 

床下の湿気対策をする

換気扇の設置や防湿シートの使用などで、床下の湿度を下げましょう。

湿気はシロアリを呼ぶ最大の要因です。

排水や雨水の処理にも注意して、水たまりができないようにします。

通気口が塞がれていないかも確認しましょう。

 

木材を直接土に触れさせない

ウッドデッキや外部の木製構造は、必ず基礎やブロックの上に設置するようにしましょう。

直接土に触れると、そこからシロアリが侵入しやすくなります。

庭の廃材や不要な木材もシロアリの温床になりますので、放置しないようにしてください。

 

防蟻処理済みの建材を使う

新築やリフォームの際には、防蟻処理された木材を選びましょう。

薬剤が塗布された建材は、シロアリの侵入を防ぐ効果があります。

長期間にわたり家を守ってくれるため、コストパフォーマンスも良好です。

建築会社と相談して、適切な材料を選びましょう。

 

シロアリ対策が手遅れだった場合の修復費用と対処法

もし被害が進行していた場合、どのような費用がかかるのか、どのように対応すればよいのかを紹介します。

 

駆除費用に加え、修繕費が数十万〜数百万円かかる

シロアリ駆除だけであれば、数万円〜十数万円で済むこともあります。

しかし、木材の交換や補強工事が必要になると、費用は100万円を超えることもあります。

被害の進行度や家の広さによって大きく変動します。

まずは調査を依頼して、見積もりを出してもらうことが第一歩です。

 

リフォーム業者と連携して対処する必要がある

被害が家全体に広がっている場合は、駆除業者だけでなくリフォーム会社との連携が必要になります。

シロアリ駆除後に構造補強や内装工事を行う流れが一般的です。

一括対応できる業者を選ぶと、スムーズに対応できます。

トラブル回避のためにも、複数社から見積もりを取りましょう。

 

火災保険や住宅保険でカバーできるケースもある

シロアリ被害自体は保険の対象外ですが、一部の修繕工事が保険で補償されるケースもあります。

特に雨漏りや風水害と関係した被害であれば、適用されることがあります。

加入している保険会社に相談して、確認しておくと良いでしょう。

万が一の備えとして、保険の見直しもおすすめです。

 

まとめ|シロアリ被害が手遅れになる前にできる行動とは

ここまで紹介した内容を踏まえて、すぐに実行できる3つの行動をまとめます。

 

初期サインを見逃さず早めに調査を依頼する

床のきしみ、羽アリ、柱の空洞音など、少しでも違和感があれば放置せず調査を依頼しましょう。

小さなサインを見逃さないことが、被害を最小限に抑えるポイントです。

 

定期点検と予防処理を怠らない

年1回の点検と、数年に1度の防蟻処理を習慣にすることが、家を長く守るコツです。

定期的なメンテナンスはコストを抑える最良の手段です。

 

信頼できる専門業者に早めに相談する

自己判断に頼らず、実績ある専門業者に相談しましょう。

無料調査を活用して、早めの対応を心がけてください。

「まだ大丈夫」が一番危険です。今すぐ行動を。

 

お家の修理は、私たちみんなのお家の修理屋さんにお任せください

今回の記事では、シロアリ被害が手遅れになる前に知っておくべき情報について解説いたしました。

この記事を読んで、シロアリ被害を受けた家の修理を依頼することを検討しているけれども、どの業者に依頼すれば、理想の形に仕上げてくれるのか分からないという方が多いのではないでしょうか。

 

お家の修理なら、私たちみんなのお家の修理屋さんにお任せください!

みんなのお家の修理屋さんでは、エリア最安で修理を行っており、相見積もりも大歓迎です。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県では最短即日でお伺いし、工事をお待たせしません。

また、施工後は5年間の保証があるため、安心してご依頼いただけます。

ぜひ一度、下記URLよりお問合せください。LINE・電話でもご相談を受け付けております。

お問い合わせはこちらから

イメージキャラクター
まずは電話/フォーム
状況をお伝えください!
0120-025-181
無料見積りフォーム
イメージキャラクター

電話で相談

メールでお見積り