床の修理(知っておきたい!)

自分で床下点検する方法とは?確認すべきポイントや注意点も解説!

床下のトラブルに気づいていますか? 家の健康を守るために重要なのが、床下点検です。しかし、専門家に依頼すると費用がかかることも。

そこで、この記事では床下点検を自分で行う方法を丁寧に解説します。自分でできる点検の手順、特に注目すべきポイント、そして安全に作業するための注意点まで、詳しくご紹介。

この記事を読むことで、床下の健康を守り、将来的なトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

自分で床下点検するには

自分で床下点検をする方法について解説していきます。

床下点検の準備

自分で床下点検する際のタイミングや必要なものについて確認しましょう。

床下点検に適した時期とは

床下点検に最適な時期は秋です。

秋は気候が穏やかで、春や夏のように虫が多く活動する時期とは異なります。虫が苦手な方には特に、春や夏の点検は避けた方が良いでしょう。また、夏は高温、冬は低温となり、作業を行うには過酷な条件となることが多いです。そのため、床下点検には温暖で穏やかな秋の季節がおすすめです。

床下点検に必要なものとは

床下点検を行う際には、いくつかの準備が必要です。

まず、汚れても構わない服装やつなぎを着用しましょう。作業中の粉塵を防ぐために、防じんマスクを用意することも重要です。床下は狭く、不均一な地面が多いため、長靴を履くと安全に作業できます。また、手を保護するために軍手を、汗を拭くためにタオルを用意してください。床下の暗い環境での作業には懐中電灯が不可欠です。最後に、点検の記録としてカメラを用意すると、後で詳細を確認する際に役立ちます。

これらを準備することで、床下点検をスムーズかつ安全に行うことができます。

床下点検の流れ

床下点検の流れについて解説していきます。

床下点検の準備をする

床下点検を始める前に、適切な準備が必要です。

まず、汚れても良い服装を選び、必要な安全装備を整えましょう。これには、防じんマスク、長靴、軍手、懐中電灯が含まれます。また、カメラやタオルも準備しておくと良いでしょう。これらを整えることで、床下での作業を安全かつ効率的に行うことができます。

準備を怠ると、不意のトラブルや怪我のリスクが高まりますので、点検前の準備は非常に重要です。

床下点検口から床下に入る

床下点検を開始するには、まず床下点検口から床下へと入る必要があります。

点検口は通常、キッチンや洗面所などに設けられています。点検口が見つからない場合、専門家に依頼して点検口の設置を検討する必要があります。床下に入る際は、安全に留意しながらゆっくりと進入しましょう。狭くて暗い床下の環境には特に注意が必要です。

床下点検を行う

床下に入ったら、実際の点検作業を開始します。

床下は狭く暗いため、迷わないようにするための対策が必要です。たとえば、点検口を開けたままにしておくと、光を目印にして戻ることができます。点検中は、床の状態、水漏れ、害虫の有無などに注意を払いながら、慎重に進めてください。こうすることで、床下の状況を正確に把握し、必要なメンテナンスを行うことができます。

自分で床下点検する際に確認すべきポイント

自分で床下点検する際に確認すべきポイントをお伝えします。

床下の湿度

床下の湿度は家の健康状態を示す重要な指標です。

湿度が高い場合、カビの臭いが生じることがあります。また、シロアリは湿気を好むため、高湿度の環境はシロアリの発生リスクを高めます。床下点検では、湿度が異常に高くなっていないかを確認し、もし湿気が感じられた場合は、通気性の改善や防湿対策を検討する必要があります。

配管の水漏れ

床下点検では、配管の状態にも注意を払う必要があります。

水漏れがないか、配管に錆が発生していないかを確認しましょう。水漏れがあると、湿度が上昇し、木部が腐食する原因になります。湿った木材はシロアリの格好の餌となるため、水漏れの早期発見と対処はシロアリ被害を防ぐ上で重要です。配管の問題は、時に大きな修繕費用を伴うため、早期発見が賢明です。

基礎のひび割れ

家の基礎コンクリートのひび割れは、床下点検で特に注意すべきポイントです。

通気口の角など、特定の部分は強度が低下しやすく、ひび割れが生じることがあります。経年による劣化で基礎にダメージが蓄積すると、ひび割れが発生し、雨水が内部に侵入して鉄筋の錆びの原因となることもあります。ひび割れを放置すると、建物の耐震性が低下する恐れがあり、地震時の倒壊リスクや資産価値の低下にも繋がります。

断熱材の状態

床下に設置されている断熱材の状態を確認することも重要です。

断熱材は、時間の経過と共に劣化したり、位置がずれたりすることがあります。床板から断熱材が剥がれると、断熱効果が低下し、室内に冷気が入り込みやすくなる可能性があります。床下点検時には、断熱材が適切に配置されているか、また劣化していないかをチェックしましょう。

カビの有無

床下の湿度が高い場合、床板の裏側にカビが生えることがあります。

カビの存在は、不快な臭いを室内に拡散させるだけでなく、健康上のリスクも引き起こす可能性があります。点検時には、カビの有無を確認し、発見した場合は、専門業者に除去を依頼することを検討しましょう。カビは室内への侵食やアレルギー反応などの健康被害を引き起こす可能性もあるため、早期の対処が必要です。

シロアリや蟻道の有無

シロアリの有無は、床下点検の重要なチェックポイントです。

シロアリは目立たない存在であり、被害が進行していることに気づきにくいものです。床下を確認し、蟻道や木材の食害跡がないかを調べましょう。蟻道はシロアリが作るトンネルで、見つけた場合はシロアリの活動がある証拠です。床下の木材がボロボロになっている場合も、シロアリ被害の可能性が高いです。

これらの兆候を発見した場合は、迅速に専門業者に依頼し、適切な駆除と対策を行うことが重要です。

自分で床下点検を行う際の注意点

床下点検は、一人で行うのではなく、常に誰かが床上でサポートできる状態で実施してください。体調が優れない時や、極端な暑さや寒さの中では点検を避けるべきです。

特に夏場は、脱水症状に気をつけましょう。また、狭いスペースへの無理な侵入は避け、身動きが取れなくなる危険性に注意してください。点検口付近は養生し、床下の埃が室内に入らないようにすることも大切です。床下から出る際には、埃を室内に持ち込まないよう、服を脱ぐことを検討してください。

また、シロアリの蟻道を見つけた場合は、できる限り壊さないようにしましょう。少し壊すことでシロアリの生息を確認できますが、大量に壊すとシロアリが逃げ出し、被害範囲の把握や駆除が困難になる可能性があります。市販のエアゾールなどの使用も極力避けてください。

これらの注意点を守ることで、安全かつ効果的に床下点検を行うことができます。

自分で床下点検するより専門業者へ依頼がおすすめ

床下の状態を正確に把握するためには、専門知識を持つ業者への依頼がおすすめです。

自分での点検も可能ですが、専門的な経験や知識がなければ、劣化や異常を見落とすリスクがあります。専門業者に依頼することで、床下の正確な状態把握と、それに基づいた適切な補修方法の提案を受けることができます。さらに、点検自体を無料で行ってくれる業者も存在し、自分で点検するよりコストがかからない場合もあります。また、自分で行う必要がないため、準備や後片付けの手間がかかりません。

このような利点を考慮すると、床下点検は専門業者に依頼するのが最適と言えるでしょう。

まとめ【自分で床下点検するのが不安なら業者へ相談】

自分で床下点検をする際は、湿度やシロアリの有無など、さまざまなポイントを確認することが重要です。しかし、もし点検に不安を感じる場合は、専門業者への相談をおすすめします。

「みんなのお家の修理屋さん」は、東京、神奈川、埼玉、千葉をはじめとする広い地域で迅速に対応可能な専門家が在籍しています。

お客様の経済的な負担を考慮しつつ、品質に自信を持ったリーズナブルな価格設定が魅力です。さらに、施工箇所には5年間の保証が付いているため、安心してサービスを利用できます。自分での点検に自信がない場合は、このような専門業者に相談してみるのが良いでしょう。

自分で床下点検するのが不安なら、みんなのお家の修理屋さんにお任せください。

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