diyでできる床下の湿気対策4選!具体的な流れや注意点も解説
床下の湿気は家の快適さを奪う大敵です。放置すればカビや腐食の原因となり、最悪の場合、健康を害することも。
しかし、ご安心ください!この記事では、誰でも簡単にできるdiyでできる床下の湿気対策の方法を詳しく解説します。具体的な流れや注意点も押さえつつ、自宅の床下を快適な空間へと導く秘訣をお伝えします。
この記事を読むことで、あなたの家を湿気から守り、健康的な生活を送る第一歩を踏み出せるでしょう。
diyでできる床下の4つの湿気対策とは
diyでできる床下の湿気対策をご紹介します。
市販の湿気対策グッズを使う
防湿シートを敷く
防湿シートの役割は、地面からの湿気の侵入を阻止することです。
床下全域にわたってシートを敷くことが重要ですので、家の1階の床面積の測定を事前に済ませましょう。シート同士の接合部は最低15センチ以上重ねて、隙間が生じないように心掛けます。ズレ防止のために布テープを使用するか、シートの上に砂利や砂を置いて安定させるのも良い方法です。
床下調湿剤を置く
床下調湿剤は湿度をコントロールする便利なアイテムです。
湿気が多い時は吸収し、乾燥時は放出する機能を持っています。主な材質には炭、シリカゲル、ゼオライトがありますが、いずれも性能に大差はありません。使用量は通常、商品によって1坪あたりの必要量が指定されています。そのため、適切な量を用意するためにも床面積の把握が必要です。
床下換気扇を設置する
床下換気扇は床下に新鮮な空気を供給し、空気の循環を助ける装置です。
特に通気性が低い家屋には効果的です。お家1軒につき3台程度の設置が目安です。ただし、換気扇の設置は工具使用や配線作業を伴うため、自分で行うのは難易度が高いです。床下作業に慣れていない方は、専門家に依頼することをおすすめします。
通気口の周りを片付ける
家の基礎部分には床下の換気を促す通気口が設けられています。この通気口が荷物や雑草で塞がれていないか常に確認しましょう。
物置、収納ボックス、エアコンの外部機などによって、意識せず通気口を塞いでしまうことがあります。また、家の裏側や隣家との間など見落としがちな場所には草が生い茂ることも。床下の健全な換気のため、定期的な除草が欠かせません。
diyで床下の湿気対策する際の流れ
土を乾燥させる
床下の湿気はカビや腐朽菌の繁殖に直結するため、最初のステップは土壌の乾燥です。
適切な土壌乾燥は、これらの問題を根本から解決するために重要です。土壌の湿気を効果的に取り除くことで、床下空間の健康状態を保つ基盤が築かれます。この段階では、自然の換気や乾燥機を使用して、土壌を十分に乾燥させることが求められます。
床下を消毒する
土壌乾燥後、床下の消毒を行います。
消石灰を使用した床下の殺菌は、床下の衛生状態を向上させるのに効果的です。消石灰を散布する際の適量は、1平方メートルあたり約1kgが目安です。この消毒作業により、床下空間をカビや害虫から守ることができます。
防湿シートを床下に敷く
防湿シートの敷設は、床下の湿気対策において重要な工程です。
シートを敷く際は、長さを最大限に活用して重ね代を少なくすることがポイントです。カッターナイフを用いて事前にシートをカットし、床下に敷き詰めることで、床下の湿気を効率的に遮断できます。
防湿シートの重ね代を固定する
敷設した防湿シートの重なり部分は、湿気や結露による剥がれを防ぐために、適切なテープでしっかりと固定することが重要です。
テープ選びでは、湿気に強いタイプを選ぶことがポイントとなります。これにより、長期間にわたって床下の湿気を効果的に防ぐことができます。
等間隔に床下調湿剤を置く
最終ステップとして、床下調湿剤(竹炭やゼオライトなど)を適切な間隔で配置します。
これは床下の湿度を最適に保ち、湿気の過剰な蓄積を防ぐために効果的です。必要量を均等に撒いたり配置することで、床下の健康状態を保つための重要な役割を果たします。
diyで床下の湿気対策する際の2つの注意点
diyで床下の湿気対策する際の注意点をお伝えします。
床下調湿剤を置きすぎると逆効果になる
床下の湿気対策において、調湿剤の使用は非常に有効ですが、過剰に使うと逆効果になることがあります。
調湿材は吸湿能力に限界があり、飽和状態に達すると、湿気を放出し始めます。これが原因で、カビやシロアリの繁殖を招くケースも報告されています。調湿剤が湿気を吸収し切れず、床下の湿度を逆に高めてしまう可能性があるため、適切な量を使用することが重要です。
湿気対策の前に床下点検をすべき
diyで床下の湿気対策を行う前に、床下の状態を確認することが欠かせません。
床下点検は、湿気の原因や床下の健康状態を把握するために不可欠です。点検を通じて、シロアリの被害や配管の状況、構造上の問題などを発見することができます。このような問題を事前に特定し対処することで、湿気対策の効果を最大化し、将来的なトラブルを防ぐことができます。
まとめ【床下の湿気対策はdiyより業者が安心】
diyでの床下湿気対策には土の乾燥、消毒、防湿シートの敷設、シート固定、調湿剤の配置など多岐にわたるステップがあります。しかし、専門的な技術や知識が必要な場合も多いため、安心してプロに任せることも重要です。
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