床の修理(知っておきたい!)

床下の水漏れを放置してはいけない理由とは?原因や対処法も徹底解説!

兆候を感じたことはありますか? 床下の水漏れを放置することは、家の健康や安全性に大きなリスクをもたらす可能性があります。

この記事では床下の水漏れを放置する危険性やその原因を詳しく解説。さらに、効果的な対処法もお伝えします。

床下の水漏れを放置してはいけない9つの理由

床下の水漏れを放置してはいけない理由をお伝えします。

家の構造体が腐食する

床下の水漏れは、家の基礎や土台に大きなダメージをもたらします。

水分が土台や柱に浸透し続けると、長い間濡れ続けることで木材は次第に腐食し始めます。これが放置されると、家全体の強度や安全性が低下するリスクが高まり、大掛かりな補修作業が必要になることもあるでしょう。

早期に対処することで、安全な住環境を維持し、高額な修繕コストを抑えることができます。

金属部分が錆びる

水分は、錆の主な原因となります。

床下の水漏れがある場所では、管や金具などの金属部分が湿った状態で放置されることが多いため、これらの部分が早く錆びてしまう可能性が高まります。錆びた金属部分は強度が低下し、またそれが原因で他のトラブルを引き起こすことも。

定期的な点検と適切な対策で、家の持ち味や機能を長持ちさせましょう。

シロアリ被害のリスクが高まる

シロアリは湿った木材を好む生き物です。

床下の水漏れは、シロアリの大好物とも言える環境をつくり出してしまいます。シロアリ被害は一度始まると、驚くほどの速さで進行し、家の骨組みを脅かす事態に。決して放置してはいけません。

水漏れを早期に対処し、シロアリ被害を未然に防ぐことが大切です。

カビが繁殖する

湿度の高い場所はカビの発生源となりやすいです。

床下の水漏れを放置すると、その湿度が高まり、カビが繁殖しやすくなります。カビは健康を害するだけでなく、家の内部や建材を汚染し、不快な臭いを引き起こすことも。

カビの繁殖を防ぐためにも、水漏れの早期発見・対策が必要です。

結露が発生する

床下の水漏れによって家の内部の湿度が上昇すると、結露が発生しやすくなります。

結露は壁や天井、家具などに水滴として現れ、これが原因でカビやダニの発生リスクが高まります。特に冬の寒い時期には結露が多く発生し、生活環境が悪化することもあります。

適切な換気と水漏れの修理で、快適な室内環境を保ちましょう。

悪臭・感染症の原因になる

水漏れが床下で起きると、湿った環境が悪臭の原因となり、時には健康リスクへとつながります。

バクテリアやカビが繁殖し、これらがアレルギーや感染症を引き起こす可能性も。特に、家の中に不快な臭いが漂うと、生活の質が著しく低下します。

床下の水漏れは単なる小さなトラブルではなく、あなたの健康をも脅かす要因となり得るのです。

家財道具が濡れる・故障する

床下の水漏れが進むと、家財や家電に被害を及ぼす可能性があります。

床材が湿ってくると、上に置いてある家具やラグ、家電製品も湿り、故障の原因となる可能性があります。こうした損失は思っている以上に大きく、また貴重な思い出の品がダメージを受けることも。

早めのチェックと対策で、大切な物を守りましょう。

漏電を引き起こす

水と電気は非常に危険な組み合わせです。

床下の水漏れが電気配線やコンセント、家電製品に影響を及ぼすと、漏電やショートが起こる可能性があります。これらの現象は、火災の原因ともなりえます。

家族の安全を守るため、水漏れを真剣にとらえ、速やかに修理を行いましょう。

断熱効果が低下する

床下の水漏れは、家の断熱性能にも悪影響を及ぼします。

湿った床材や断熱材は、その効果を大きく低下させ、冬は床から冷気が、夏は暑さが侵入しやすくなります。これはエネルギーの無駄遣いとなり、光熱費の上昇をもたらします。

住み心地の良い家を維持するためにも、水漏れは早急にチェックし、適切な処置を施してください。

近隣トラブルにつながる(マンション・アパートの場合)

マンションやアパートで床下の水漏れが発生すると、これが下の階や隣接する住戸に影響を及ぼすことがあります。

水漏れによる湿気やカビの発生は、近隣住民とのトラブルの元になり得ます。お互いの生活を尊重し合うコミュニティを保つためにも、水漏れには迅速かつ適切に対処し、予防策を講じましょう。

床下の水漏れの3つの原因

床下の水漏れの原因は、主に下記の3つです。

給排水管の水漏れ

給排水管の水漏れは、多くの問題を引き起こす可能性があります。

給水管は水を家中に供給する役割を持ち、排水管は使用済みの水を外へ排出します。これらの管が古くなる、もしくは破損することで水漏れが生じ、床下に潜んでしまいます。特に、給水管の漏れは高水圧により、床下空間を短時間で水浸しにする危険性があります。

早急な修理や定期的なメンテナンスが不可欠です。

雨水の侵入

雨水の侵入も、床下の水漏れの原因となります。

降雨時、屋根や壁からの雨水の侵入はもちろん、建物の基礎に隙間があると、そこからも雨水が染み込んできます。特に古い建物や、斜面に建っている家はリスクが高くなります。

しっかりとした防水処理と定期的なチェックで雨水の侵入を防ぐことは、建物を長持ちさせ、快適な生活をサポートします。

地下水・湧き水

なかなか気づきにくい地下水・湧き水の問題。

住宅が湧水地帯や地下水位の高いエリアに建てられている場合、床下に水が浸入する可能性があります。春の雪解けや長雨後には特に注意が必要です。水は床下空間を湿っぽくし、カビやダニ、悪臭の原因となります。

基礎工事時に適切な防水対策や排水工事が大切であり、既存の家に問題がある場合、専門業者に診断を依頼しましょう。

床下の水漏れの対処法

床下の水漏れの対処法を、原因ごとに解説していきます。

給排管の水漏れの対処法

元栓を閉める

水漏れ発見時の最初のステップが「元栓を閉める」ことです。

元栓を閉じることで、さらなる水漏れを防ぎ、現場の状況を一時的に安定化させることができます。これは、給水管に起きた穴から続々と水が流れ出るのを防ぐ基本的な対応であり、さらなる被害拡大を食い止めます。

ほとんどの住宅では元栓はキッチン下や玄関近くの壁にありますが、あらかじめその位置を把握しておくことで、いざという時に迅速に対応できるようになります。

テープで応急処置をする

元栓を閉めた後はテープでの応急処置をおすすめします。

プロの業者が来るまでの間、一時的な漏れを抑えるために、防水テープやガムテープを使用すると効果的です。水漏れしている部分にテープをしっかりと貼り、水の流出をコントロールしましょう。

もちろん、これは一時的な対策です。専門業者にしっかりとした修理を依頼することで、根本的な問題を解決し、安心した水利用が可能になります。

排水管の水漏れの対処法

水漏れしている設備を使わない

排水管からの水漏れに気付いた場合、まず水漏れしている設備の使用を中止しましょう。

これは、新しい水が排水管を通らないようにし、さらなる水漏れの拡大を抑える基本的な対応策です。例えば、キッチンのシンクやトイレなど、明らかに水漏れしている場所に直接関わる設備の使用を避け、安全を確保しつつ、次のステップへと移行してください。

排水と掃除を行う

排水管からの水漏れは、不快な臭いやカビの問題を引き起こします。そこで、水漏れを発見した場合には、迅速に排水作業と掃除を実施することが大切です。

水によるダメージを最小限に抑え、衛生的な問題を未然に防ぐためにも、周囲をできるだけ早く乾燥させ、カビが発生しないようにしましょう。具体的な行動としては、水分をタオルで拭き取り、風通しを良くして早急に乾燥を促すことが挙げられます。

テープで応急処置をする

水漏れ発見の際、長時間そのままにしておくと床や壁にダメージを与える可能性があります。そのため、テープを使用した応急処置は欠かせません。

水漏れ部分を防水性のあるテープでぐるぐると巻くことで、一時的に水の流出を抑制できます。

この対処法はあくまで一時的なもの。プロフェッショナルな業者に診てもらい、適切な修理を依頼しましょう。

 雨水の侵入の対処法

雨水の侵入には、計画的な予防と迅速な対応が欠かせません。

事前対策としては、止水板や土のうを利用し、水の侵入経路を塞ぐ工夫が考えられます。一方、予期せぬ大雨などで浸水が起こった際は、「排水」「乾燥」「消毒」の3ステップが必要になります。

水をバケツや雑巾で取り除き、サーキュレーターを用いて自然の風で乾燥させましょう。温風での強制乾燥は、木材の変形を招く可能性があるため注意が必要です。さらに、カビ防止のため消石灰や逆性石鹸を活用して、適切に消毒を行いましょう。

地下水・湧き水の対処法

地下水や湧き水による床下の湿りは、専門的な対処が必要となる場合が多いです。

このケースでは、地盤調査をはじめとする専門的な分析が必要となります。施工時の手落ちが考えられることもあるため、建築時の業者や、他の地盤・建築の専門家に診断を依頼することをおすすめします。

根本的な原因を把握し、専門家と一緒に解決策を考えることで、持続的な対策が可能となります。

床下の水漏れ修理における業者選びの3つのポイント

床下の水漏れ修理における業者選びのポイントをお伝えします。

水道局指定工事店か

水漏れの修理、特に給排水設備に関わる作業は、専門的な技術と認定が必要です。すなわち、地方自治体の水道局から正式な認可を受けた水道局指定の工事店に依頼することが必須となるのです。

これは法的な規定でもあり、安全かつ正確な作業を保障してくれるポイントでもあります。したがって、業者選びの際には、必ずその点を確認しましょう。

緊急対応を行っているか

水漏れは予期せぬタイミングで発生するため、業者が迅速に対応してくれるかは極めて重要なポイントです。

日夜を問わず対応可能な業者が理想的です。365日、24時間対応可能な業者は、いざという時の強い味方となり、安心して任せることができるでしょう。

急なトラブルでも迅速に対応してくれる業者を選ぶことで、被害を最小限に抑える手助けとなります。

口コミや評価

口コミや評価は、実際の作業の質や対応、コストパフォーマンスを把握する上で非常に価値ある情報源となります。

業者を選定する際には、事前にインターネットや口コミサイトを利用して、他のお客様の声を確認しておくと良いでしょう。これにより、過去の実績や問題点、特に高い評価を受けているポイントなどを把握し、自身のニーズに最も合った業者を選ぶ手がかりとなります。

まとめ

今回の記事では、床下の水漏れを放置してはいけない理由について解説してきました。

床下の水漏れは、放置すればするほど家全体の健康を脅かします。最悪の場合、シロアリ被害などにあい家屋が倒壊する可能性もあるので、決して放置してはいけません。

そこで頼りになるのが、みんなのお家の修理屋さんです。

当社のスタッフは確かな技術と長い経験をもっており、東京や神奈川、埼玉、千葉を含む広域で、迅速かつ的確なサポートを提供しています。コストの面でもお客様に優しく、市場で一番リーズナブルな価格を心がけ、品質には絶対の自信を持っています。

また、当社の施工には5年保証をつけており、お客様に安心と信頼を提供しています。

床下の水漏れ修理なら、みんなのお家の修理屋さんにお任せください。

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