床の修理(知っておきたい!)

水漏れした床下の乾燥方法とは?乾燥が必要な3つの理由も解説!

水漏れは家庭で起こる緊急事態の一つであり、特に床下で水漏れが発生すると対処が難しくなります。このようなトラブルに見舞われた時、最も重要なのは速やかに床下の水漏れを乾燥させることです。

この記事では、床下の水漏れ後の乾燥方法と、乾燥が必要な3つの理由について詳しく解説します。

床下の水漏れで乾燥が必要な3つの理由

Plumber fixing white sink pipe with adjustable wrench.

床下の水漏れで乾燥が必要な理由を3つお伝えします。

耐震性が低下する

水漏れによって床下が湿っていると、その水分が木材や建材に浸透します。長期間放置すると、これらの材料が腐りやすくなり、家全体の耐震性が低下する可能性が高まります。

特に日本は地震が多い国であり、耐震性は非常に重要な要素です。水分が原因で構造が弱まると、万が一の地震が起きたときに大きなダメージを受けやすくなるのです。

シロアリが発生する

床下が湿っている環境は、シロアリにとって最適な繁殖地です。

シロアリは木材を食い荒らすので、発生すると家の木材部分を侵食してしまいます。これは長期的に見て修繕費用がかさみ、さらに家全体の価値も下がってしまうでしょう。

カビによる健康被害が生じる

湿度が高い場所は、カビが生えやすい環境とも言えます。

床下が湿っていると、カビが繁殖し、それが家の中に広がることで、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。特に子どもや高齢者、アレルギー体質の方は注意が必要です。

水漏れした床下の乾燥方法

水漏れした床下の乾燥方法をお伝えします。

作業服を準備する

作業を始める前には、全身を覆う作業服、手袋、防塵マスクなどの保護具を着用してください。

床下の水漏れは雨水だけでなく、泥や汚水が混ざっている場合が多いです。このような環境は細菌や雑菌が繁殖する温床となります。素手や露出した肌で直接触れると、感染症や破傷風のリスクが高まります。

排水作業を行う

水漏れが発生した場合、まずは排水ポンプやバケツを使用して床下の水を速やかに取り除きましょう。

ただし、水だけでなく泥も一緒に除去することが重要です。残った泥はカビや細菌の繁殖につながります。目に見える水分がなくなるまでしっかりと排水を行い、乾燥作業をスムーズに進めるための下準備をしてください。

乾燥させる

石灰

石灰は床下の乾燥作業でよく用いられます。

これは石灰が水分を吸収する働きがあり、さらに消毒効果もあるからです。ただし、石灰を過度に使用すると、床下の通気性が悪くなり、逆に乾燥が遅れることもあります。量には注意し、均一に散布するよう心掛けてください。

また、石灰は目に入ると危険ですので、作業中はゴーグルや手袋を着用しましょう。

温風乾燥

温風乾燥は熱源を利用して床下を早く乾燥させる手法です。

効率的に水分を除去できますが、火災のリスクや木材が反る、ひび割れを起こす可能性もあります。この方法を選ぶ場合は、十分な注意とモニタリングが必要です。

換気口から1週間前後乾かし続ける

乾燥に要する時間は、状況や季節により異なりますが、おおよそ1週間前後が目安です。

床下がある程度乾いた後、外部の換気口に扇風機を設置して風を送り続けると、より効率的に乾燥できます。換気を怠ると水分がなかなか減らないので、持続的な対策が重要です。

床下の水漏れの乾燥は業者に任せるべき?

下記に当てはまる場合は、床下の水漏れの乾燥を業者に任せたほうがいいでしょう。

浸水の被害が大きいケース

床下の浸水の被害が特に大きい場合は、専門業者に依頼するのが賢明です。

例えば、床下の水位が限界近くまで上がっていたり、基礎部分に何らかのダメージがあると、自分で水を排水しても効果は一時的。さらに、このような状態では再発や二次被害のリスクが高くなります。

早めにプロに手を打ってもらうことで、より大きなトラブルを防ぐことができるでしょう。

浸水した水が汚染されているケース

近くに河川や工場がある場合、床下に浸水した水は単なる雨水以上のリスクを抱えています。

水が濁っていたり、ゴミや腐敗した物が混ざっていると、接触するだけで感染症のリスクが増します。こういった状況下での水害復旧はプロの領域です。

安全かつ効率的な作業を期待するなら、業者に依頼する方が良いでしょう。

住宅を解体する必要があるケース

床下の点検口が少ない家では、フローリングや畳などを一部解体する必要があることもあります。

しかし、乾燥作業を自分で行うと、解体した後元の状態に戻すのは一筋縄ではいきません。何も知らずに作業を進めてしまうと、床の湿気や床抜けの原因になる可能性があります。

そのようなリスクを避けるためにも、専門業者に依頼するのが良いでしょう。

床下の点検も実施したいケース

床下浸水は、それ自体が大問題ですが、その影響は断熱材の損傷や配管の破損など、さまざまな二次被害につながる可能性があります。

そうした心配がある場合、床下の乾燥と同時に全体的な点検も行ってもらうと安心です。専門の業者ならば、総合的な診断と修復を一手に行ってくれます。

そのような万全のサービスを求めるのであれば、業者に依頼するのが最も確実です。

床下の水漏れの乾燥を業者に頼む際の費用相場

床下の水漏れの乾燥を専門業者に依頼する場合、一般的に1平方メートル当たり約1,500円から2,000円が相場です。ただ、この価格は参考程度で、いくつかの要素によって変動する可能性があります。

まず、床下の広さによっては費用が増加することが考えられます。さらに、どれだけ詳細な作業を要求するかにも依存します。例えば、防カビ処理やシロアリの予防まで手がける場合、20万円から30万円程度かかることもあるのです。

床下浸水の修復費用は様々な要素に影響を受けるため、事前にしっかりと業者と相談して明確な見積もりを出してもらうことが大切です。安易な業者選びは避け、信頼性や実績を確認した上で依頼するのがおすすめです。

床下の水漏れの乾燥に保険は使える?

水漏れの原因によっては、保険が使える場合もあります。

豪雨や洪水などの自然災害が原因であれば、各地の自治体から補助金が出ることもあるのです。一度、お住まいの地域の自治体に問い合わせてみてください。

また、いくつかの火災保険では、床下浸水もカバーしているプランが存在します。保険証券やウェブサイトを確認するか、直接問い合わせてみることで、ご自身の契約が床下浸水に対応しているか否かを確認できます。

床下の水漏れで困っているなら、保険や公的支援を活用する道もあります。どちらも確認して、最も適した対応を選ぶことが大切です。

まとめ

今回の記事では、水漏れした床下の乾燥方法について解説してきました。

乾燥しないとさらに大きな被害に繋がる可能性があるため、早急に対応する必要があるでしょう。しかし、その修復作業は簡単なものではありません。

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水漏れした床下の乾燥なら、みんなのお家の修理屋さんにお任せください。

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