床の修理(知っておきたい!)

【放置すると危険】気になる床のきしみ!その原因と自分でできる対策

歩くたびに足元で「ミシミシ」という音がして、不快に感じたことはありませんか?

いつかどうにかしなければ……と思いつつも、小さな音なので生活に支障があるわけでもなく、そのままにしてしまうこともあるかもしれません。しかし、「たかが床のきしみ」と思って放置していると、あとで大変な事態を引き起こすことになりかねません。

そこで今回は、床がきしむ原因とその対策、さらに自分でできるきしみ対策についてもお話していきます。ぜひ参考にしてください。

 床のきしみを放置してはいけない理由

床のきしみは、音だけの問題ではありません。きしみの先には様々な劣化症状が潜んでいるので、きしみは家の危険度を知らせるサインと考えることもできます。

きしみを放置してはいけない主な理由としては、以下が挙げられます。

➀床が抜ける可能性がある

木材は湿度や乾燥によって強度が落ちることや、シロアリ被害により腐食することがあります。これらの原因によって劣化した木材は荷重がかかるときしみ、やがて人の重さに耐えられなくなって突然「抜ける」場合もあります。

➁シロアリが大量発生するリスクが高くなる

シロアリによる腐食が起こるということは、家の内部にシロアリにとって好ましい環境があるということです。シロアリは湿った木材を好むので、床がきしむほどのシロアリ被害は、すでにシロアリが大量発生しているということです。床のきしみがシロアリ被害だった場合には、放置しておくとさらに被害が拡大します。

床がきしむ原因

・床の構造に問題がある、床の木材が膨張・収縮している

床のきしみは構造上の問題が原因であることが多いです。住宅の床の構造としては、「根太」と「大引き」という下地材から成っていますが、年月の経過とともにこれらの配置の感覚が狂ってきたり、また地面に対しての水平がずれてきたりするときしむことがあります。また、温度や湿度の変化によって木材は年間を通して膨張・収縮を繰り返します。この時にできる木材と木材の接合部の隙間がきしみの原因となることもあります。

構造的なきしみを放置しておくと、床が抜けることも含めて家全体のバランスに大きな影響を与えるので要注意です。

・シロアリによる被害

シロアリによる被害は目に見えないところで進行しています。シロアリは日光を嫌うので、人目につくところに出没しませんが、人目に触れないところ、そう、“床下“に生息し木材を貪っているのです。床がきしむのであれば、それは床下の木材がシロアリ被害に遭っていると考えることもできるでしょう。シロアリ被害が基礎や梁、柱のような構造部にみられるのであれば、住宅の強度や耐震性にも関わる重大な問題なので、早急に対策が必要です。

中見出し3:自分でできる床のきしみ対策

床のきしみは自分でもある程度は防ぐことができます。ここでは、日頃からできる床のきしみ対策を紹介します。

 ・床が湿った状態をつくらない

床が湿った状態をつくらないことがきしみの防止につながります。

特に木材のフローリングは水を含むと膨張し、乾くと収縮するので水拭きやモップがけは控えた方が良いでしょう。また、観葉植物を直接床におくことも、湿度を溜め込んでしまうのでNGです。床が湿ると、膨張・収縮だけではなく、シロアリが好む環境をつくってしまうので常に乾燥した状態を心がけましょう。

・部屋の温度・湿度を一定に保つ

温度・湿度の変化もきしみの原因の一つです。温度や湿度の変化が激しいと、木材の膨張・収縮がおこり、きしみだけではなく変形や亀裂を起こすこともあります。木材は環境の影響を受けやすいので、部屋の温度・湿度を一定に保つようにしましょう。

・床の上にラグやカーペットを敷く

一時しのぎではありますが、床にラグやカーペットを敷くことも効果的です。きしみ音の緩和だけではなく、床の水濡れ防止にもなります。

自分で修繕する際のポイント

前項でお話ししたような簡易な対策ではなく、ここでは自分でできる修繕についてご紹介します。

・補修剤

構造上の問題や床の膨張・収縮でできてしまったフローリング接合部の隙間からくるきしみであれば、隙間を埋めることできしみをなくすことができます。市販の補修剤などで直接隙間に流し込み、十分に乾燥させましょう。

・隠し釘

打ち込んだ後に頭部が取れる細い釘を、“隠し釘”といいますが、浮いたフローリングを隠し釘によって固定することで、きしみを防ぐことができます。ただし、きしみの原因となる部分をピンポイントで特定しなくてはならないので、特定が難しい場合にはこの方法は使えません。

中見出し5:まずは専門業者に依頼しよう!

 床のきしみの原因を素人が特定することは難しいものです。きしみを放置しておくと、家の強度や耐震性にも影響を与えるほどの深刻なダメージを引き起こします。また、きしみを

素人の判断で中途半端に対応してしまうと、きしみが再発したり、さらに悪化したりする可能性もあります。そのため、床のきしみが気になる場合は、工務店やリフォーム会社などプロに相談するのがおすすめです。

弊社では、きしみの原因特定と補修をワンストップで行います。床のきしみでお悩みの方はぜひ弊社にご相談ください。

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