お風呂の修理(知っておきたい!)

浴槽のひび割れ補修にかかる費用はどれくらい?DIYで直せる?

ご自宅の浴槽にひび割れを発見したら注意が必要です。浴槽のひび割れは二次被害につながる恐れもあるため補修をおすすめします。そうなってくると気になるのは費用ですよね。浴槽のひび割れの補修は修理できる可能性もありますが、場合によってはリフォームになることもあります。ひび割れが致命的でないうちに補修し、費用も安く抑えましょう。この記事では浴槽のひび割れ補修について修理方法や費用、DIYはできるのかということについて紹介していきます。

 

なぜ浴槽はひび割れるのか

 

浴槽がひび割れてしまうのにはいくつか原因があります。ひび割れの状態を確認することでも、ひび割れの原因を解明することはできます。ここでは、浴槽のひび割れの原因について解説していきます。

 

1.経年劣化による割れ

1番大きな原因としては、経年劣化によるものが挙げられます。浴槽を10年以上使い続けているのであれば、かなり経年劣化が進んでいると考えられます。浴槽はお湯や衝撃にさらされているため、長期間使用することによってひび割れてしまうことは多くあります。

 

2.硬いものが当たったことによる割れ

シャワーヘッドや椅子など硬いものを当ててしまったことによって、浴槽がひび割れてしまうケースも多くあります。

 

3.製造工程で気泡が入ったことによる割れ

浴槽上部に小さな穴が空いている場合、ユニットバスの製造工程で気泡が入ってしまったことが考えられます。物を落としてできた穴とは異なり、補修時に周囲を削ると気泡が見つかることで判明します。

 

4.コーティングの剥離

浴槽を掃除する際に使用する洗剤によってコーティングが剥がれてしまい、それによりひび割れてしまうことも考えられます。

 

また、ひび割れを放置してしまうと穴が空いてしまったり割れたりしてしまうため、ひび割れの段階で補修をすることで簡単に直すことができます。

 

修理か、リフォームか 損傷具合はどれくらい?

 

ひび割れの状態によって、修理だけで済むのか、リフォームをしなければならないのかは異なってきます。ここでは、修理で済むケースとリフォームしなければならないケースについて解説していきます。

 

まず、修理だけで済むケースについて解説します。当たり前ですが、浴槽のひび割れが軽度であれば修理をするだけで対応することができます。例えば、浴槽の底や側面といった位置にひび割れがある場合であれば修理可能です。しかし、ひび割れがどの箇所に発生しているのかによって、修理方法が異なってきます。具体的な修理方法に関しては、後ほど解説いたします。

 

次に、リフォームをしなければならないケースを解説します。以下のような症状の場合であると、修理だけでなく「浴槽の交換」が必要になります。

 

1.ひび割れが大きい

ひび割れが大きい場合には、修理だけで対応することができないため、浴槽を交換する必要が出てきます。修理で見た目だけ綺麗にしても、すぐに圧力によってひび割れが発生したり、突然漏水したりする可能性があります。

 

2.サビが発生している

浴槽を設置するための金具がサビてしまっている場合にも、浴槽自体の交換が必要になってきます。見た目だけの修理では強度は戻らないため、浴槽ごと交換するようにしましょう。

 

実際の修理・リフォーム方法は? 費用はどれくらい?

 

ここでは、具体的に修理とリフォームの方法と、その費用について解説していきます。

まず、修理の方法としては大きく「アルミパテ補修」と「ライニング補修」の2つに分けられます。この2つの修理方法の違いについて解説します。

 

1.アルミパテ補修

この補修方法は、アルミパテでひび割れを埋めた後に、塗装コーティングをするというものです。ひび割れが軽度であれば、この方法で済みます。

 

2.ライニング補修

浴槽の表面を樹脂シートで覆い、その後新たな層を重ねてからパテで整える方法です。仕上げに塗装コーティングを行います。アルミパテ補修とは異なり、ライニング補修は強度を出すことができるため、浴槽の底や側面の補修を行う際には、ライニング補修を行うことが一般的です。

 

では、その修理とリフォームには具体的にどの程度の費用がかかるのかを解説します。

まず、修理の費用に関しては、アルミパテ補修かライニング補修であるのかによっても、費用が異なってきます。

アルミパテ補修であれば、比較的費用を抑えることができますが、修理可能な素材が限られているため注意が必要です。浴槽をアルミパテ補修と浴槽コーティングするのにかかる費用の目安としては、置き型浴槽であると約7万〜10万円、ユニットバスであると約10万〜14万円となっています。

ライニング補修であれば、浴槽表面を樹脂シートなどで覆うものと浴槽コーティングによるものを選択できます。浴槽をライニング補修と浴槽コーティングするのにかかる費用の目安としては、置き型浴槽であると約12万〜14万円、ユニットバスであると約15万〜18万円となっています。

 

次に、リフォームを行う際にかかる費用を解説していきます。先ほども説明したように、リフォームの場合であると、浴槽自体を交換する必要が出てきてしまいます。その際にも、既存の浴槽が置き型かユニットバスかで費用の目安が異なってきます。

置き型浴槽のリフォームにかかる費用の目安は、約5万〜10万円です。この費用には、浴槽の撤去・処分、配管工事、防水処理の費用などが含まれます。また、リフォーム費用に加えて、浴槽本体の費用が別途必要です。

ユニットバスのリフォームにかかる費用の目安は、約28万〜45万円となっています。ユニットに浴槽を入れているだけのタイプであれば浴槽だけの交換が可能ですが、床と浴槽が一体になっているものであると床部分の費用もかかってしまいます。

 

浴槽のひび割れ補修はDIYできる?

 

浴槽がひび割れてしまった場合、DIYで補修できるのであれば費用を抑えられるからやろうとする方もいると思います。しかし、自分でDIYをすることはあまりオススメできません。

なぜなら、浴槽の材質や加工によってパターンが異なるため、自分でDIYをしようとしても限界があるからです。また、ホームセンターで購入したものなどでDIYしたとしても、1年程度で劣化してしまうことが多いため、浴槽がひび割れてしまった場合には、無理に自分でDIYしようとはせず、業者に依頼をして補修してもらうようにしましょう。

 

まとめ

 

浴槽のひび割れは放置をしてしまうと、入っている際に思わぬ怪我を引き起こしてしまう場合があります。また、初期段階であれば修理で済むものも放置をすると浴槽事自体を交換しなければならなくなってしまいます。

そのため、浴槽のひび割れを発見した際には、すぐに修理をしたり業者に見てもらうようにしましょう。

 

おうちの修理屋さんでは、浴槽の簡単な修理であってもお手頃に頼むことができます。また、リフォームも承っています。

「浴槽の修理をしたいけど自分でできるのか不安」「修理だけで大丈夫なのかリフォームすべきなのかを見てほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

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