お風呂のタイルがひび割れたときの補修はどうする? リフォームすべき?DIY出来る?
お風呂のタイルがひび割れてしまうと、床であれば足を怪我してしまう恐れがあり危険です。実はそれ以外にもおうちのほかの部分にも悪い影響が出るおそれがあるのです。そのためお風呂のタイルのひび割れは放置せず、しっかりと補修を行う必要があります。この記事ではお風呂のタイルがひび割れてしまう原因や、ひび割れたタイルをどうすればいいのかということについて紹介していきます。
なぜお風呂のタイルはひび割れてしまうのか ひび割れすると何が問題?
まず、なぜお風呂のタイルがひび割れてしまうのでしょうか?ここでは、お風呂のタイルがひび割れてしまう原因について解説していきます。
お風呂は、その場で壁などを施工しタイルで仕上げる「在来工法」と、事前に作られたパーツをその場で組み立てる「ユニットバス」の2種類があります。
同じお風呂でも工法によって異なりますが、どの場合でもタイルがひび割れる原因は経年劣化である場合がほとんどです。
ユニットバスの床であれば、経年劣化の他にも、お風呂の椅子で擦れる場所が剥がれてひび割れてしまう可能性があります。
また、ユニットバスの耐用年数は15年ほどであり、設置から15年前後経つと劣化の症状が現れやすくなります。
一方で在来工法などの場合は、経年劣化によってタイルの隙間のコーキングが痩せてひび割れを起こしたり、タイル自体が割れたりすることがあります。
在来工法の耐用年数は10〜15年ほどであるため、タイル自体ではなくタイル目地の劣化によってひび割れが起こる可能性もあります。
の他にも、タイル床であると硬くて重いものを落としてしまうと割れることがあります。
割れた部分から水が漏れて腐敗につながったり、シロアリ被害につながったりする恐れがあるため、ひび割れを発見したら出来るだけ早く直すようにしましょう。
ひび割れたタイルはDIYできる? リフォームすべき?
では、タイルのひび割れを発見した場合、自分でDIYが出来るのか、それともリフォームをするべきなのかについて解説していきます。
タイルがひび割れている場合は、そのひび割れ具合によって自分でDIYできるか業者に依頼すべきか異なってきます。
まず、業者に依頼をすべきラインとしては、「タイルの下地にまで劣化が進行している」というものです。しかし、自分だけでそれを判断することは難しいため、その可能性があるかどうかを見極める項目を紹介します。
1.築年数が15年以上のお風呂で劣化が生じた場合
お風呂の寿命としては基本的に15年ほどです。そのため、設置から15年以上経った時に劣化が生じた場合には、業者に依頼してリフォームしてもらうことをオススメします。ものを落としてひび割れてしまったという場合であれば自分で補修できることが多いですが、経年劣化であると表面で見えない部分も劣化している可能性が高いですから、業者に見てもらいましょう。
2.タイルの劣化を1年以上放置している場合
タイルの劣化を放置していると、その隙間から水が入り込んで、内部を腐敗させてしまっている可能性があります。お風呂の中は年中湿気が多く暖かいため、シロアリの住処になってしまいます。その場合タイル表面の補修だけでは済まないため、業者に依頼しましょう。
3.全面張り替えで新品同様にしたい場合
ひび割れてしまったのであれば、これを機に全部張り替えて綺麗にしたいと思う人もいると思います。その場合は、業者に頼んでタイルを全て張り替えてもらうようにしましょう。
では、自分でDIYできるラインはどの程度なのでしょうか。自分で補修できるラインとしては、「劣化の程度と範囲が少なく、尚且つ劣化が生じて間もない」というものです。数ヵ所程度の劣化や物理的な要因で劣化が生じて間もなければ、下地まで劣化している可能性は低いです。そのため、自分でDIY・補修をするだけでも十分対応できるかもしれません。
補修にかかる費用はどれくらい?
業者にタイルの補修を依頼するとした時、費用はどのくらいかかるのでしょうか。ここでは、タイルの補修費用の目安について解説していきます。
お風呂のタイル床のひび割れの補修にかかる費用は約3万円〜が相場となっています。床がFRP床材の場合であれば、一坪8〜10万円ほどが相場となっています。
しかし、これはあくまでも相場であるため、実際にはお風呂の劣化具合やタイルの損傷の程度、タイルの種類によって費用は異なってきます。そのため、具体的にどの程度かかるのかは業者に写真を見てもらったり、実際に家に来て確認してもらい、見積もりを出してもらうようにしましょう。
まとめ
今回は、お風呂のタイルがひび割れてしまった時の対処法を、症状別に解説してきました。基本的には、お風呂の設置から15年以上経っている場合には、自分で補修できないことが多いため、業者にリフォームの依頼をするようにしましょう。
おうちの修理屋さんであれば、ひび割れの補修からお風呂のリフォームまで全て行うことができます!
タイル目地ひび割れ修理であれば、1箇所当たり1980円から、タイル張り替え修理であれば、1箇所当たり2980円から行うことができます!
「お風呂のタイルがひび割れてきたから修理してもらいたい」「自分でも補修できるか見てもらいたい」という方は、ぜひ一度おうちの修理屋さんにご相談ください!